アウトドアで火をおこす -火床・カマドの作り方と火のおこし方-

肉や野菜を金串で焼いて、野外で食べるBBQ。これほど野趣満点なものはありません。アウトドアを満喫するために、上手な火のおこし方やガソリンコンロのつけ方を身につけておきましょう。

火床の作り方

⓵火床を作る

たき火がよく燃えるかどうかは、火床の作り方で決まります。たき火の失敗の第一が、地面の湿気に熱を奪われてしまうこと。それを防ぐには、地面に丸太を並べたり、小石や鉄板を敷くなどして、地面の湿気を遮断することが大切です。

②たきぎを組む

火床ができあがったら、その上にたきぎを組みます。太い木は外側に組み、たきつけ用の枯れ草や細い小枝は内側に並べます。空気を入れて燃えやすくするため、つめこみすぎないのがコツ。火が安定したら、火持ちのよい堅い木をくべます。

火のおこし方

たき火のコツは、火をすばやく火持ちのよい太い木に移すこと。そのためには、燃えやすいたきつけを選ぶのがポイントです。もっとも燃えやすいのは、茶色に枯れた松や杉の枝。適当な枯れ枝などがない場合は、市販の着火剤を使うとよいでしょう。

◆炭火のおこし方

紙や枯れ草でタネ火を作り、その上に枯れ枝をのせ、十分な火力が得られたら、炭をのせます。炭に火が着いたら、ときどきウチワなどであおぎ、炭火を安定させます。

カマドの作り方

野外料理を作るなら、ぜひ挑戦してみたいかまど作り。どんな場所でも作れるように、3つのバリエーションを紹介します。たき木をくべるたき口を、必ず風上にすることを忘れずに。

◆石を組みあげたカマド

石を三方に積みあげます。石と石の隙間に小石をつめ、火をのがさないようにして熱効率をよくします。石がくずれないように、あまり高く積みあげないことと、水平に作るポイントです。

◆土を掘ったカマド

適当な石が見当たらない場合や、風の強いところなどではこの方法が便利です。注意したいのは、なるべく乾いた場所を選ぶこと。土が湿りすぎていると火がよく燃えません。ポイントは、火床をできるだけ水平に掘ることです。

◆丸太と木の枝のカマド

カナダや北米のきこりが用いる方法です。2本の丸太を風の方向と平行に並べます。丸太の間隔は、火を燃やすスペースができる程度にします。二股の太い枝を用意し、丸太と平行になるようにして、しっかり地面に差しこみます。

ガソリンコンロのつけ方

◆コールマン小型ストーブの場合

⓵ガソリンを入れる

専用のホワイトガソリンを使います。ガソリンは必ず戸外で入れること。タバコを吸いながら入れたり、テントの中などで絶対に作業をしてはいけません。こぼれたガソリンはきれいに拭き取ります。タンクのキャップもしっかり締めるようにしてください。

②ポンピングする

燃料レバー(赤色)がOFFになっているのを確認し、ポンプノブを引いたり押しこんだりしてポンピングします。ノブの空気穴を親指でふさぎ、ポンピングはピストンが固くなるまで、40~50回くらい続けてください。

③点火する

ポンピングが終わったら、ピストンを元に戻してしっかり固定します。ピストンがはずれていると、ポンピングした圧力が逃げてしまいます。次に、火力調整レバーを Light-High の位置に合わせます。点火は、マッチをバーナー部分に近づけ、燃料レバーをONとOFFの中間に合わせて行います。燃料レバーを一気にONにすると、気化したガソリンが勢いよく吹き出しすぎるので、レバーはゆっくり回してください。

④再びポンピング

点火したら、直後にポンピングを再び行い、炎を安定させます。赤い炎がゆらゆら立ちのぼるような場合は、完全に圧力不足。もう一度ポンピングしましょう。炎が青く変わり、燃焼音が一定になったら、燃料レバーをONにしてください。長時間つける場合は、炎の力が弱まったらポンピングします。